twitter で、「読書感想文」について、いろいろ盛り上がっていました。
1時間くらい、いろいろな人のツイートを読みましたので、少しまとめてみます。(^▽^)
読書感想文って書きにくいですよね?
twitter では、
「読書感想文のせいで、本を読むのが嫌いになった。」
という人が大勢いました。
私も気持ちはわかります。
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それに対して、
「学生の頃、学校ではこんなのを書いたよ。」
とか、
「私は先生ですが、こんなのを書かせています。」
というのが、いくつも上がっていました。
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学校の先生も、生徒が書きやすいように、いろいろ工夫されていますね。(^▽^)
少なくしようよ!
「800字とか書かすから、嫌になるんだよ!」
という意見がとても多かったです。
それに対し、
「本を読んだ感想を2~3行だけ書かせるといいよ。」
とか、
「ハガキくらいの大きさのカードに書かせるといいよ。」
のように、
「書かせる量を少なくするといいよ」
というツイートがたくさんありました。
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これはいいですよね。
少ない量なら、「書こうかな。」という気になりやすいですよね。(^▽^)
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紹介文にしようよ!
感想文なんて書く気にならないから、
「友達や先生にお気に入りの本を勧める、『紹介文』を書かせるといいよ。」
というツイートも、いくつか見ました。
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たしかに、「自分のお気に入りを紹介する」というのは、書きやすいですね。(^▽^)
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そもそも、読書感想文の書き方を知っていますか?
「読書感想文」の書き方なんて習わなかった。
どんなふうに書いたらいいのか、わからないよ。
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そういうツイートもたくさん見ました。
「読書感想文」の書き方を習っていない人も、大勢いますよね。(泣)
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私が指導している「読書感想文の書き方」
私は塾生に、
「本を読んで自分の意見・考え方がどう変わったのかを書きなさい。」
と指導しています。
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例えば、「桃太郎」の話なら、
「桃太郎は村人のために鬼退治に行ったのが素晴らしいと思いました。
普通は怖いから行かないと思います。
私もこの話を読んで、人のために何かできることをしようと思いました。」
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こんな感じです。
(もっとていねいに書かないといけませんよ。(^^;))
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塾生から「読書感想文の書き方」を聞かれたら、こんな風に教えています。
でも、なかなか書けないようです…。(悲)
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「書評」の書き方
「『書評』の書き方」というのを紹介してくれている方がいました。
私はすごく参考になりましたので、少しだけアレンジして書いておきます。
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① 本を選んだ理由を書く
② 大まかなあらすじを書く
③ おもしろかったところ、気になったところなどを書き出す
④ ③について、自分の意見や考えを書く
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こんな感じです。
私なら最後に、本を読んだあとの「自分の変化」を書くように指導するかな。(^▽^)
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例えば「桃太郎」なら、
「私は桃が大好きなので、『桃太郎』という題名に惹かれて読み始めました。
この本は、おじいさんとおばあさんに拾われて大きく育った桃太郎が、村人のために鬼退治に行く物語です。
途中で犬や猿、キジを仲間にし、最後はみんなで力をあわせて鬼を退治しました。
私は、桃太郎が鬼退治に出かける場面にとても感動しました。
普通は怖くて、鬼退治になんか行けないですよね。
でも桃太郎は、村人のために鬼退治に出かけたのです。
とても勇気のある行動だと思います。
人は、こうした方がいいというのがわかっていても、なかなか勇気がでないものです。
私もこの『桃太郎』の話を読んで、勇気を持とうと思いました。」
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下手ですが、こんな感じですかね。(^^;)
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「書き方」に従って書くと、とても書きやすいですよ。
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おすすめの「文章を書く練習」
読書感想文とは違いますが、twitter をいろいろ読んでいて、ぜひおすすめしたい「文章を書く練習」を見つけました。
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それは、マンガを読んで文章にする練習です。
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作文指導の本などを読むと載っているのですが、すっかり忘れていました。(^^;)
私は少しアレンジして塾生にさせようと思っています。
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① 四コマ漫画を読む
② それを文章にする
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たったこれだけですが、文章を書き慣れていない生徒にはいい練習になると思います。
四コマ漫画を文章化するだけですから、時間もかかりません。
どんな四コマ漫画を選ぶかで、書かせたい文章の方向付けもできます。
まずは文章を書くことに慣れてもらいましょう。(^▽^)
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読書感想文は自分の意見や考えを伝える練習
読書感想文が嫌いな人は多いと思います。
(私もです。)
でも、読書感想文は自分の意見や考えを伝える練習にもってこいなんです。
ぜひ「読書感想文の書き方」を参考にして、自分流の読書感想文をたくさん書いて下さい。
書けば書くほど、自分の意見や考えを伝えるのが上手くなりますよ。(^▽^)